ハラール製品

ハラール認証(日本アジアハラール協会NAHA)取得
東南アジア向けの商品開発をサポート!

   

   

「ハラール」と「ハラーム」

「ハラール」とは主にムスリム(イスラム教徒)がイスラム法で許可されている食品、
行動、考え方を指します。またその逆で
「ハラーム」とはイスラム教で禁止されている食品、行動、考え方を指します。
     

ムスリムの食事

それでは、ムスリムの方々はどんなものを食べることが出来るのでしょうか?それは「ハラーム」以外の食品ということになります。
中でも、①と⑨は食品を扱う場面では最も注意する必要があります。

「ハラール」

「ハラーム」

※飲料アルコールは自然発酵のものならばハラールになる。

世界人口の2.5割を占めるムスリム

2022年のムスリム人口は約19億人、これは世界で一番人口の多いキリスト教の次に多い宗教といえます。また、これは全世界人口の約25%にあたります。さらに、世界のムスリム人口の約7割が私たちが暮らす同じアジア圏で共に暮らしています。
ムスリム人口の多さからも「ハラール」はすでに身近な存在といえます。
※2020年のアジアムスリム人口
出典:Pew-Templetion Global Religious Futures Project
※インドネシア、マレーシア、シンガポールの訪日数推移
出典:日本政府観光局(JNTO)訪日外客数推計(2020年)より作成

増加する国内「ハラール」需要

近年、インドネシア、マレーシア、シンガポールをはじめとしたムスリムの多い
東南アジア諸国を中心に日本製サプリメントの信頼性が認められ、年々高くなる所得水準・訪日旅行者数を背景にその需要は高まりつつあります。2015年の訪日数を100%とした場合、2019年の訪日人口はインドネシア201.3%
マレーシア164.2%、シンガポール159.4%となっており、東南アジアの
ムスリム訪日数の上昇率が高いことが分かります。コロナ禍で2021年上昇率は
落ち込んでしまいましたが、コロナ禍が落ち着けば再び上昇に転じることでしょう。

安心して食べられる証

ムスリムの人口が多い国への輸出にはイスラム教で禁じられている豚由来原料やアルコールの不使用等を証明するハラール認証が推奨されています。(推奨とされていますが、実態はハラール認証されていない製品の流通は難しいとされています。)
ハラール認証は製品毎に付与される制度ですが、認証取得するにはハラール認証団体の監査をクリアした工場で製造されることが大前提となります。GMPやHACCPと同様に製造エリア、製造ラインごとに認証を受ける必要があり、禁止成分から完全に隔離しなくてはいけない為、食品衛生だけではなく豚由来原料やアルコールから完全に隔離した製造ラインが整わず、
ハラール認証を取得するサプリメント製造メーカーは極く限られています。
   
日本アジアハラール協会「ハラール認証マーク」
ムスリムの方が安心して食べられる食品として識別するマーク
※ハラール認証マークは製品毎の承認が必要です。

製造体制・品質管理

       

ネクストステージ工場

ネクストステージ工場は、原料の入出庫から内容物の製造・充填・包装・検査等、最終製品化に至るまでを1つの工場内で行えるだけでなく、工場を独立した10の製造エリアに分けて運用することが出来る最先端の工場です。
ムスリム向けの製品開発にも対応出来る様、一つの製造エリアでハラール認証を取得済みです。各エリアで個別認証を取得する事が出来る為、多様化する世界のニーズに対応する事が可能です。
〈ネクストステージ工場の特長〉

品質管理体制

弊社では安心・安全な製品をお届けするため、製造、衛生管理、トレーサビリティ管理を徹底しております。
〈アピの管理体制〉

ハラール製品の開発フロー

STEP① ヒアリング
コンセプト(訴求)、ターゲット、販売対象国、販売価格、発売時期など、まずはご要望をお聞かせ下さい。
商品設計及び処方設計からサポートいたします!
STEP② 原料調査
ムスリム向けの食品に「豚由来原料」「アルコール」の使用が禁止されているとお伝えしましたが、
この豚由来原料やアルコール原料は、実は私たちが思っているよりも幅広く、様々な原料に使用されております。
1. 豚脂を原料とした乳化剤、豚皮原料を含むゼラチンやコラーゲン、豚由来の
グリセリン、豚由来の培地で生産された生菌原料 
2. 
原材料製造時の賦形剤や添加剤   
3. ワインエキス末(アルコールが入っていなくても対象)
などこの他にも一言では分かり難いチェックが多くあります。弊社では、トレーサビリティ管理を徹底し、原材料の起源原料から製造工程までの調査を予てから行っているため、原料調査に時間をかけることなく製品開発が可能です。ここに外部イスラム教アドバイザー(NAHA)との連携を加えることで、ハラール製造エリアにおける厳重な品質管理体制を確立しました。
STEP③ 処方・製品設計
処方から剤型、パッケージに至るまでトータルでご提案します。現状のハラールエリアでは錠剤、ハードカプセル、顆粒での製品製造が可能です。
また、包装仕様はガラスボトル、プラスチックボトル、スティック包装、箱包装が可能です。
錠剤
粉末や顆粒を圧力で押し固めた
粒状のタブレットです。
(8Φ:200㎎~300㎎、
9Φ:280㎎~350㎎、
10Φ:400㎎~450㎎)

ハードカプセル
円筒形のボディーとキャップで
構成され、粉末や顆粒等を充填します。
(2号:220㎎~280㎎、
1号:280㎎~350㎎、
0号:450㎎~500㎎)

顆粒
粉末を飲みやすく、口どけが
よくなるように加工したものです。
(流動層造粒)
※その他サイズについてはご相談ください。
STEP④ 試作・各種試験
ラボ試作、量産試作を行い、栄養成分試験、安定性試験等を実施し、品質規格を設定します。
   
STEP⑤ ハラール認証マーク付与、製造・販売



パッケージデザインに豚やアルコールを連想させるデザインが入っていないかを確認したうえで
製品ごとに認証マークが付与されます。製造は一貫製造体制を確立したハラールラインにて全て行います。

API's CF for ハラール

こんなお悩みございませんか?

効果・効能
がある製品を開発したい
コンセプト
を決めるのが難しい
ハラール原料
が分からない
差別化
を図りたい

そのお悩み API’s CF for ハラール にご相談ください。
エデビデンスに基づいた製品開発とムスリムの文化を掛け合わせたコンセプトで、
東南アジアへの進出をサポートします!

API's CF for ハラール ラインアップ

以下ラインアップは、当社でご準備している一例です。
ご要望に合わせて、どのようなコンセプトでも対応いたします。
お問い合わせフォーム、もしくはお電話にて、お気軽にお申し付け下さい。
画像をクリックで詳細資料をダウンロードいただけます。
ダイエット
睡眠
目もと美容

東南アジア向けの製品開発は難しくありません
弊社がご提供するトータルサポートで東南アジア進出を目指しませんか?


よくあるご質問

ハラールに関する知識がなくても大丈夫?
問題ございません。
ハラールの認証団体(NAHA)と連携をとって原料選定から製品化まで弊社でトータルサポートさせていただきます。
ハラール認証の取得にかかる費用は?
初期費用として、ハラール製品登録料を認証団体にお支払い頂く必要がございます。
最初の製品の認証時に販売会社と認証団体との間で契約を結んで頂き、ハラール製品登録料をお支払い頂きます。
認証期間は1 年間で、都度弊社が更新申請を行わせて頂きます。更新費用は発生致しません。認証団体と販売会社の契約であり、
製品毎の契約ではありませんので、ハラール認証製品が追加される場合も追加費用は発生いたしません。
錠剤、ハードカプセルの対応サイズは?
現状、製造可能なサイズは錠剤8φ(200-300㎎)、9Φ(280-350㎎)、ハードカプセル0号(450-500㎎)、1号(280-350㎎)です。
この他のサイズをご希望の場合は、一度ご相談いただけますようお願い申し上げます。
給袋包装はできない?
弊社のハラール専用ラインは現状、給袋包装に対応しておりません。
製品開発についての詳細はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。後日、担当営業よりご連絡させて頂きます。
ムスリムフレンドリーとハラール製品の違いは?
ハラール認証は、第三者の私的組織が商品のハラール性を認定する私的認証制度です。認証団体が、ハラールと考える基準を設定し、
それをクリアした商品にハラール認証を付与します。一方でムスリムフレンドリーは、商品提供者がムスリム消費者にアピールするために
自ら呼称する場合が多く、そのほとんどは第三者による監査を経ていません。ムスリムの方により安心してお召し上がりいただける商品にするためにもハラール認証は必須です。
ムスリム、ユダヤ教、ベジタリアン、ヴィ―ガンの違いは?
※△…ハラール認証原料のみ可

Contact
お問い合わせ

ご相談・お問い合わせはお気軽に!