ミツバチの生態
Bee ecology

01. 日本に生息するミツバチの種類【ミツバチ属は世界で9種類】
  ニホンミツバチ   日本古来の種。環境に敏感なため管理養蜂には難しいとされています。
 セイヨウミツバチ 

明治時代に輸入された西洋蜂。環境に順応しやすいため管理養蜂として

使いやすいとされています。特にハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリスを

生産する能力があります。当社のミツバチはセイヨウミツバチです。

02. ミツバチの役割分担【高度な社会性を持った昆虫】
    女 王 蜂     産卵することに集中します。
    雄 蜂    

女王蜂と交尾するために存在し、普段はまったく仕事をしません。

   働 き 蜂   

すべて雌です。生まれてからの日数によって受け持つ仕事が変わります。 

仕事の内容は、巣の掃除・育児・エサ作り・エサの運搬・巣作り・エサ集め・門番など

群れを養うすべての仕事をします。

03. ミツバチのダンス【エサのありかを教える方法】

   円ダンス    近い場所にエサ場がある時の伝達方法                 
   8字ダンス   

遠い場所にエサ場がある時の伝達方法

04. ミツバチのエサの集め方【色々な花に訪花します】

    花 蜜     蜜を体内の蜜胃に貯めて巣へ持ち帰ります。     
     花 紛     

花粉は花蜜を吸っているうちに体に付きます。体に付いた花粉は吸った花蜜で

湿らせて花粉団子を作り、後ろ足の花粉カゴに串のように刺して巣へ持ち帰ります。

05. ミツバチの食料【花蜜や花粉を加工】

  ハチミツ    花蜜に蜜胃で酵素を加え、ブドウ糖と果糖に分解しできたハチミツを巣房に保存します。
   花 紛    

花粉団子にして持ち帰ったものを巣房に詰めて発酵・保存。働き蜂や幼虫の栄養源になります。

 ローヤルゼリー  若い働き蜂が作る特殊な食料で、女王蜂と幼虫しか食べられません。
   

06. ミツバチの温度調節【巣箱の中は年中一定温度】

    外気が暑い時     水を吹きかけ、気化熱を利用して温度を下げます。羽ばたきで熱気を外に送り出します。
   外気が寒い時   

体を震わせ発熱した体で幼虫の入った巣房を球状(蜂球)になって温めます。

   

07. 分蜂【ミツバチの繁殖行動】

             

新しい女王蜂候補が誕生するころに、新しい女王蜂の親である旧女王蜂が群れの

半数の働き蜂を連れて巣をでる行動を言います。

08. ミツバチの攻撃【外敵から群れを守る武器が毒針です】

    振 動     外敵に巣が襲われたと思い、巣を守ろうとします。
  素早い手はらい  

外敵が直接襲ってきたと思い、攻撃します。

    色     黒や赤色の服装で作業すると天敵の色と間違えて攻撃します。(くま、あらいぐま等)
    針の構造    

釣り針のように返しがついているため、人間や哺乳類等に刺した時、

毒針が刺さったまま残ります。

   

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