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いま、何が売れそう? サプリメントのニーズを考察-vol.01- ~睡眠・ストレスのケアと抗疲労~


「売れるサプリメント」を開発する秘訣は何だと思いますか? 

答えは決して一つではないでしょう。ただ、間違いなく言えることは、今の消費者ニーズを把握し、それに合わせた商品を開発すること。そして、そのように開発した商品を、それを求める消費者や生活者に向けて適切に提案していくことです。


 そこで今回のコラムでは、新型コロナウイルス下における消費者ニーズにスポットを当ててみます。今回、注目する消費者ニーズは、「睡眠ケア」「ストレスケア」、そして「精神的な疲労ケア」の3大メンタルケア機能です。


コロナ疲れを感じている人は7割以上!?


今年6月、内閣府がとても興味深い生活者調査の結果を発表しました。「第3回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」という調査です。


この調査は、今年4月下旬から5月上旬にかけ、約1万人を対象にインターネットを使って行われたものです。内閣府は、この調査の中で、外出自粛の長期化などが背景にあると考えられる「コロナ疲れ」の実態を調べています。


その結果は、上のグラフに示した通りです。コロナ疲れを「感じる」と「やや感じる」の回答を合わせると、実に7割を超える人がコロナ疲れを感じていることがわかりました。


また、コロナ疲れを「感じる」と答えた人の割合を世代別にみると、20代から60歳代以上までの全ての世代で2割を超えました。そして、最多は20歳代の4割超です。少し意外な気がしませんか?


悩みにこそ宿る サプリに対するニーズ


この調査では、コロナ疲れをめぐり、それを感じるかどうか以上の設問が用意されませんでした。そのため、人々が具体的にどのような疲れを感じているのかはわかりません。ただ、その疲れの背景を想像することはできます。新型コロナ禍でこれまでの日常が崩れてしまったことに対する不安や精神的な不安定さなどを原因にした睡眠の不調や精神的なストレスなどがあると推測することができそうです。


 新型コロナ禍が早く終わり、自由に旅行したり、飲みにいったりできる日常が早く戻るといいと思います。一方、サプリメントのマーケティングの観点から上記の調査結果を眺めてみると、新型コロナ下の今、従来なかった新たな生活者ニーズが立ち上がっていることに気づく方が少なくないはずです。


 そうです。「コロナ疲れを解消したい」というニーズです。もう少し具体的に言うと、睡眠の不調をはじめ、精神的なストレスとか疲れとかを解消したいというニーズです。内閣府の調査結果は、そうしたことを強くうかがわせます。


届出増加! 睡眠めぐる機能性表示食品

 実際、そうしたニーズを取り込もうと、サプリメントや健康食品を販売する事業者は動きだしています。


 消費者庁が運用する機能性表示食品の届出ベースで「睡眠」をキーワードに検索してみると、今年度(2021年度)だけで28件もヒットします(7月23日時点)。今年度の届出件数(総数)は、同日時点で235件ですから、全体の1割超に相当します。機能性表示食品のヘルスクレームは多種多様ですから、1割超は決して小さな数字ではないでしょう。


また、「睡眠」と「ストレス」のダブルでケアするヘルスクレームを届け出たものも少なくありません。上記のデータベースで検索すると、今年度のみで13件がヒットします(7月23日時点)。


業界紙の健康産業流通新聞(2021年6月24日付)によりますと、「睡眠」に対する働きを訴求する機能性表示食品の年度別届出件数の推移を見ると、制度施行初年度の2015年は計8件に過ぎませんでした。しかし、16年度は22件、17年度は14件、18年度は42件、19年度は63件、20年度は71件と、一部の年度を除き右肩上がりで増えているということです。


今年度はまだ7月の段階で約30件に達していますから、最終的には、現時点で過去最高件数である20年度を大きく上回る可能性があると考えてもよさそうです。


「睡眠の質の改善に役立つ」


 睡眠やストレスに対する機能性を訴求できる機能性表示食品の成分(機能性関与成分)としては、GABAやL‐テアニンが知られます。たとえばGABAでは、以下のヘスクレームが可能です(あくまでも一例です)。


「GABAは、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つことや、仕事や勉強などによる一過性の精神的なストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています」


睡眠に関しては他にも、ラフマ由来ヒペロシドおよびイソクエルシトリンという植物由来の機能性関与成分の届出が大きく増加しています。


 一方、「疲労感」に関しては、ユーグレナグラシリスEOD-1株由来パラミロン(β-1,3-グルカンとして)について最近、以下のヘルスクレームが可能となり、注目を集めています。


「日常生活の一時的な精神的・身体的疲労感を軽減する機能があります」


シンプルなヘルスクレームですが、だからこそ、訴求力が強いとも言えるのではないでしょうか。


まとめ:若年層をターゲットにした商品開発がオススメ


 いかがでしたか? 私たちは、ワクチンが社会に広く普及したとしても、この新たなウイルスと付き合っていく必要がありそうです。そのなかで、感染したり、感染したとしても重症化したりしないように、自身のからだの健康維持・増進を心がける必要があります。ただ、それだけでは不十分でしょう。メンタルの健康・維持増進を心がける必要もあるのではないでしょうか。


 一方で、前述の通り、睡眠やストレスをケアする働きを訴求する機能性表示食品は増え続けています。そのため、多数の商品が群雄割拠する「レッドオーシャン市場」にいつなってもおかしくありません。


 ただ、前述の内閣府の調査結果を思い出して下さい。コロナ疲れを感じている割合が最も多かったのは、サプリメントや健康食品の主要購買層である60歳代以上ではありませんでした。サプリメントの摂取率がまだまだ低い20歳代の若年層です。


若い世代をターゲットにした、メンタルケアサプリメントがもっとあってもよさそうです。


私たちアピでは、新型コロナ下の消費者・生活者ニーズに合わせたサプリメント、健康食品の受託開発・製造、販売のお手伝いが可能です。もちろん、機能性表示食品のご用命も承ります。ぜひお問い合わせください。

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